ロボットと技術者の倫理

 あるブログで面白いエントリーを見つけた。ロボットの倫理と技術者の倫理を比較したもの。

 (1)ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
 (2)ロボットは人間の命令に従わなければならない。
 (3)ロボットは自己を守らなければならない。

 ロボット→技術者、人間→公衆(雇用者・顧客)と置き換えると・・・。

 (1)技術者は公衆(雇用者・顧客)に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、公衆(雇用者・顧客)に危害を及ぼしてはならない。
 (2)技術者は公衆(雇用者・顧客)の命令に従わなければならない。
 (3)技術者は自己を守らなければならない。

 ちなみに、これらの倫理は互いに矛盾した場合(1)(2)(3)の順で優先される。

 技術者はロボットじゃない!と怒られるだろうか。しかし、アシモフのロボット工学三原則は、人間社会の倫理と重なるという議論は多い(ハヤカワ文庫版『われはロボット』の瀬名秀明氏による「解説」など)。