2017年度後期 受講者が読んだ本

今学期担当の「技術の社会史」(2クラス),「科学と技術の社会史」(1クラス),「科学技術と現代社会」(2クラス)では,読書を奨励し,読書記録シートを提出させた。そこに書かれた本は,授業サイトで公開したが,ここに転載する。

技術の社会史

9/20 山崎俊雄・木本忠昭『新電気の技術史』オーム社,1992年,513頁 ★★★★
9/24 三輪修三『工学の歴史』ちくま学芸文庫,2013年,254頁 ★★★
9/30 D.S.L.カードウェル『技術・科学・歴史』河出書房新社,1982年,90頁 ★★★
10/6 村上陽一郎『工学の歴史と技術の倫理』岩波書店,2006年,172頁 ★★★★
10/8 古川安『科学の社会史』南窓社,2000年,216頁 ★★★★★
10/10 ベーコン『ニューアトランティス』岩波文庫,2003年,120頁 ★★★★
10/16 田中英道『レオナルド・ダ・ヴィンチ 芸術と生涯』講談社学術文庫,1992年,426頁 ★★★★
10/19 三輪修三『工学の歴史』ちくま学芸文庫,2012年,318頁 ★★★★
10/23 坂野潤治・大野健一『明治維新1858-1881』講談社,2010年,225頁 ★★★
10/24 高橋雄造『百万人の電気技術史』工業調査会,2006年,221頁 ★★★★★
10/27 遅塚忠躬『フランス革命——歴史における劇薬』岩波ジュニア新書,1997年,204頁 ★★★★★
10/28 藤田元信『技術は戦略をくつがえす——戦略を破壊した戦争の社会史』クロスメディアパブリッシング,2017年,335頁 ★★★
10/28 高橋雄造『電気の歴史——人と技術のものがたり』東京電機大学出版局,2011年,241頁 ★★★★★
11/1 ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史(上)』河出書房新社,2016年,300頁 ★★★★★
11/2 飯田豊他『メディア技術史——デジタル社会の系譜と行方』北樹出版,2013年,160頁 ★★
11/3 セバスチャン・ハフナー『図説プロイセンの歴史——伝説からの解放』東洋書林,2000年,347頁 ★★★★
11/4 ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史(下)』河出書房新社,2016年,296頁 ★★★★
11/4 ドメニコ・ロレンツァ,マリオ・タッディ,エドアルド・ザノン『ダ・ヴィンチ 天才の仕事』二見書房,2007年,239頁 ★★★★★
11/7 兵頭二十八『アメリカ大統領戦記(独立戦争とジョージワシントン)』草思社,2015年,341頁 ★★★
11/10 山本博文『歴史をつかむ技法』新潮新書,2014年 ★★★★
11/11 歴史の謎を探る会『イギリスの歴史』河出書房新社,2012年,224頁 ★★★
11/13 三輪修三『ものがたり機械工学史』オーム社,1995年,145頁 ★★★★
11/18 宮原諄二『「白い光」を創る——社会と技術の革新史』東京大学出版会,2016年,308頁 ★★★★
11/18 原田伊織『明治維新という過ち——日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト』改訂増補版,毎日ワンズ,2015年,319頁 ★★
11/18 スティーブン・ヴァン・ダルケン『図解アメリカ発明史』青土社,2006年,363頁 ★★★
11/20 三輪修三『工学の歴史——機械工学を中心に』ちくま学芸文庫,2012年,280頁 ★★★★
11/23 三輪修三『ものがたり機械工学史』オーム社,1995年,141頁 ★★★
11/25 加治将一『龍馬の黒幕——明治維新と英国諜報部そしてフリーメーソン』祥伝社文庫,2009年,410頁 ★★★★★
11/26 北政巳『スコットランドと近代日本』丸善,2006年,197頁 ★★★★★
11/26 T.S.アシュトン『産業革命』岩波文庫,1973年,210頁 ★★★★★
11/28 ベルトラン・ジル『ルネサンスの工学者たち』以文社,2005年,401頁 ★★★★★
11/28 窪田新之助『GDP4%の日本農業は自動車産業を超える』講談社,2015年,252頁 ★★★★★
12/1 ディドロ『百科全書』岩波書店,1995年,80頁 ★★
12/1 三輪修三『機械工学史』丸善,2000年,120頁 ★★★★★
12/1 ベーコン『ニューアトランティス』岩波書店,2003年,120頁 ★★★★★
12/1 ジェームズ・R・チャイルズ『最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか』草思社,2017年(初版2006年),516頁 ★★★★
12/2 頭山満『吉田松陰と長州五傑』国書刊行会,2015年,239頁
12/3 三好信浩『日本の産業教育』名古屋大学出版会,2016年,397頁 ★★
12/3 熊田忠雄『明治を作った密航者たち』祥伝社新書,2016年,275頁
12/3 犬塚孝明『密航留学生たちの明治維新』日本放送出版協会,2001年,232頁 ★★★★★
12/5 中江秀雄『大砲から見た幕末・明治』法政大学出版局,2016年,254頁 ★★★★★
12/5 星亮一『あくなき薩長の謀略 戊辰戦争 明治維新に隠された卑劣な事実』文芸社文庫,2017年,256頁 ★★★★
12/5 E.S.ファーガソン(藤原・砂田訳)『技術屋(エンジニア)の心眼』平凡社,2009年,330頁 ★★★★
12/6 フリッチョフ・カプラ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿を解読する』一灯舎,2016年,194頁 ★★★★
12/7 J.ギャンペル『中世の産業革命』岩波書店,2010年,328頁 ★★★★
12/9 ベルトラン・ジル『ルネサンスの工学者たち——レオナルド・ダ・ヴィンチの方法試論』以文社,2005年,384頁 ★★★★
12/9 ヘンリー・ダイアー『大日本:技術立国日本の恩人が描いた明治日本の実像』実業之日本社,1999年,545頁 ★★★★★
12/10 教職課程研究会『教職必修 工業科・技術科教育法』実教出版,2015年,590頁 ★★★★★
12/12 茅原健『工手学校』中公新書,2007年,129頁 ★★★★
12/15 ドメニコ・ロレンツァ,マリオ・タッディ,エドアルド・ザノン『ダ・ヴィンチ 天才の仕事』二見書房,2007年,239頁 ★★★★★
12/16 バリー・パーカー『戦争の物理学』白揚社,2016年,208頁 ★★★★★
12/16 村上陽一郎『工学の歴史』岩波書店,2001年,158頁 ★★★★
12/18 前田清史『日本の機械工学を創った人々』オーム社,1994年,146頁 ★★★★
12/20 ベルトラン・ジル『ルネサンスの工学者たち』以文社,2005年,383頁 ★★★
12/12 橋本毅彦『図説科学史入門』ちくま新書,2016年,339頁 ★★
12/12 茅原健『工手学校』中公新書,2007年,129頁 ★★★★
12/13 高橋雄造『百万人の電気技術史』工業調査会,2006年,252頁 ★★★★★
12/14 三好信浩『明治のエンジニア教育』中央公論社,1983年,110頁 ★★★★
12/17 丹羽保次郎『技術は人なり:丹羽保次郎の技術論』東京電機大学出版局,2007年,155頁 ★★★★
12/19 遅塚忠躬『フランス革命——歴史における劇薬』岩波ジュニア新書,1997年,204頁 ★★★★
12/20 三輪修三『工学の歴史——機械工学を中心に』筑摩書房,2012年,329頁 ★★★★★
12/20 E.S.ファーガソン『技術屋(エンジニア)の心眼』平凡社,2009年,331頁 ★★★★★
12/20 阿部謹也『物語ドイツの歴史』中央公論新社,1998年,291頁 ★
12/20 山田慶兒『技術からみた人類の歴史』SURE,2010年,84頁 ★★
12/20 三輪修三『工学の歴史』ちくま学芸文庫,2012年,288頁 ★★★★★
12/21 古川安『科学の社会史』南窓社,2001年 ★★★
12/21 東京電機大学校友会『東京電機大学校友会100年史』東京電機大学校友会,2009年,120頁 ★★★
12/22 村上陽一郎『工学の歴史』岩波講座,岩波書店,2001年,117頁 ★★★
12/22 三輪修三『工学の歴史』筑摩書房,2013年 ★★★★
12/22 池上俊一『原典 ルネサンス自然学』名古屋大学出版会,2017年 ★★
12/22 小関智弘『職人学』講談社,2003年,50頁 ★★★★
12/22 風真木剣『物語デゥニ・ディドロ回想』悠書館,2013年,400頁 ★★★
12/22 廣重徹『科学の社会史(上)』岩波現代文庫,2002年,231頁 ★★★★
12/23 ベーコン(桂寿一訳)『ノヴム・オルガヌム 新機関』岩波文庫,1978年,253頁 ★★★
12/23 星野芳郎『技術と文明の歴史』岩波書店,2000年,232頁 ★★★
12/23 ヘンリー・ダイアー『大日本——技術立国日本の恩人が描いた明治日本の実像』実業之日本社,1999年,545頁 ★★★★★

科学と技術の社会史

11/10 関口たか広『科学の誕生——自然の原理から実用の科学へ(アリストテレス アルキメデス)』ほるぷ,1990年,144頁
11/21 古川安『科学の社会史』南窓社,2000年,228頁 ★★★
12/2 三輪修三『工学の歴史』ちくま学芸文庫,2012年,303頁 ★★★★
12/18 山田慶兒『技術からみた人類の歴史』編集グループSURE,2010年,184頁 ★★★★★
12/20 板倉聖宣『科学者伝記小事典』仮説社,2009年,226頁
12/26 杉浦明平『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(上)』岩波書店,1954年,288頁 ★
1/3 杉浦明平『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(下)』岩波書店,1958年,362頁 ★★★★
1/5 ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』中信出版集団,2017年,394頁 ★★★★★
1/8 トーマス・ブランデンバーグ(王勲華訳)『汽車史話』湖北教育出版社,2010年,272頁
1/8 森田慶一『ウィトルーウィウス建築書』東海大学出版会,1979年,356頁 ★★★★★
1/11 トレバー・I・ウィリアムズ『ノーベルと爆薬』玉川大学出版部,2015年,115頁
1/12 アーミティジ『技術の社会史』みすず書房,1970年,99頁 ★★★
1/13 解体新書編集部『モノの歴史 技術の歩み』日刊工業新聞社,1998年,195頁 ★★★★★
? 野町哲『謎の古代都市 アレクサンドリア』講談社現代新書,2000年,195頁

科学技術と現代社会

10/13 ロナルド・タカキ『アメリカはなぜ日本に原爆を投下したのか』草思社,1995年,133頁 ★★★★
10/28 佐伯昇『技術倫理』丸善,2006年,183頁 ★★★
10/30 椎名麻紗枝『原爆犯罪 被爆者はなぜ放置されたか』大月書店,2007年,232頁 ★★★
11/3 Bernard J. O’Keefe『核の人質たち——核兵器開発者の告白』サイマル出版会,1986年,284頁 ★★★★★
11/3 佐伯昇『技術倫理』丸善,2006年,230頁 ★★★
11/5 吉見俊哉『夢の原子力——Atoms for Peace』筑摩書房,2012年,294頁 ★★★
11/6 「NHKスペシャル」取材班『“核”を求めた日本——被爆国の知られざる真実』光文社,2012年,201頁 ★★★★
11/6 「NHKスペシャル」取材班『“核”を求めた日本——被爆国の知られざる真実』光文社,2012年,198頁 ★★
11/10 東島清『現代社会と科学技術』大阪大学出版会,2008年,10頁 ★★★
11/13 山崎正勝・日野川静枝『原爆はこうして開発された』青木書店,2004年,281頁 ★★
12/1 F.バーナビ—『核時代』TBSブリタニカ,1976年,207頁 ★★★★★
11/6 「NHKスペシャル」取材班『“核”を求めた日本』光文社,2012年,198頁 ★★★★
11/22 繁沢敦子『原爆と検閲』中央公論新社,2010年,205頁 ★★★★
11/26 「NHKスペシャル」取材班『“核”を求めた日本』光文社,2012年,198頁 ★★★
12/8 リチャード・ローズ『原爆から水爆へ〔上〕』紀伊國屋書店,2001年,248頁 ★★
12/10 有馬哲夫『原発と原爆』文藝春秋,2012年,225頁 ★★★
12/15 田中正『湯川秀樹とアインシュタイン』岩波書店,2008年,40頁 ★★★
12/17 繁沢敦子『原爆と検閲』中公新書,2010年,200頁 ★★★★★
12/17 森山優『日米開戦と情報戦』講談社現代新書,2016年,325頁 ★★★★
12/18 黒野耐『「戦争学」概論』講談社現代新書,2005年,295頁 ★★★★
12/19 吉見俊哉『夢の原子力』ちくま新書,2012年,294頁 ★★★★
12/20 スコット・セーガン,ケネス・ウォルツ『核兵器の拡散』勁草書房,2017年,217頁 ★★★★★
12/20 日本技術士会『実務に役立つ技術倫理』技術図書刊行会,20頁
12/20 有馬哲夫『原発・正力・CIA』新潮社,2011年 ★★★
12/21 頴原澄子『原爆ドーム——物産陳列館から広島平和記念碑へ』吉川弘文館,2016年,220頁 ★★★★
12/21 Bernard J. O’Keefe『核の人質たち』サイマル出版会,1983年,277頁 ★★★★
12/21 東島清・大貫惇睦『現代社会と科学技術』大阪大学出版会,2008年,138頁 ★★★★
12/21 有馬哲夫『原発と原爆』文藝春秋,2012年 ★★★
12/21 熊谷徹『日本とドイツ ふたつの「戦後」』集英社新書,2015年,213頁 ★★★★★