’05年度前期 授業の反省

 科学技術史Aの採点4クラス分が終わり、今学期の授業の反省点がいろいろと見えてきた。
 予想以上に試験の平均点は低かったが(予想の50点を15〜20点下回る)、決して全員が低いのではなく、先頭集団とも言える1割程度の学生と、残りの学生に2極化しているような気がする。私の予想では、きちんと勉強をした学生としなかった学生の違いかと思う。

 そこで、今後の授業改善策としては、日頃からきちんと勉強させるような工夫をすることが必要だ。そのために、次のような案を考えた。

  1. 毎回(計10回)、授業の最初に小テストを行う。これは、予習をしていればできるような簡単な問題を毎回5問程度出題する。これを最終的な成績評価の25%に使う。
  2. 中間試験。これは、学期の半ばに定期試験とほぼ同じ形式(試験範囲と試験時間は半分)で行う。定期試験に向けての準備を開始させる意味もある。成績評価の25%に使う。
  3. 定期試験(期末試験)。持ち込み(参照)は、手書きのノートのみ。成績評価の50%に使う。
  4. さらに、出席回数8回未満(ただし初回はカウントせず)の者は受講放棄とみなすことを最初に宣言する。

 こうした改善で、平均点は60点以上にアップするものと思うが、どうだろうか。