- NHKスペシャル「新・核の時代 第1回 旧ソ連 迷走する核大国」1994.8.6, NHK総合, 75分
冷戦終結後、米ソのバランスの崩壊とともに、世界の核に何が起きつつあるのかを探る2回連続シリーズ。
冷戦時代に大量の核兵器を生産した旧ソ連には、今なお約1万1千発の核弾頭が眠っている。シリーズの1回目は、旧ソ連の核兵器の現場を取材、拡散の危機にさらされている核の実態を探る。
キャスター 平野次郎解説委員
語り 長谷川勝彦アナウンサー
出典:http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999408060130079/
冷戦終結直後の核兵器をめぐる状況を米露その他の国々を取材して明らかにする。第1回は旧ソ連を取り上げ,核物質および核技術者が流出・拡散するおそれ(北朝鮮へも),および旧ソ連の核兵器を引き継ぐウクライナの民族主義的動き(ロシアに対抗)が報告されている。最近のロシアの経済状況はだいぶ良くなったはずだが,その間,どの程度の核拡散があったのか,旧ソ連の核を引き継いだ国々(ロシア・ベラルーシ・ウクライナ・カザフスタン)で核の管理はどうなっているのかが気になる。