核の時代 第6回 レーガンの盾

  • NHKスペシャル「核の時代 第6回 レーガンの盾」1990.3.9, NHK総合, 50分

 第二次大戦中にアメリカの手で開発された核兵器が、戦後、ソ連をはじめとする各国にどう広がっていったか、また、朝鮮戦争やキューバ危機など戦後の国際紛争や外交の舞台で核の存在がどんな役割を持ったかを描く
ドキユメンタリーシリーズである。
 最終回は、レーガン大統領が発案した戦略防衛構想SDI(核抑止力に頼るのではなく、先端技術を駆使した宇宙の盾で、相手のミサイルを防衛しようというもの)の推移とゴルバチョフ書記長の登場による軍縮交渉の動きを描き、核の時代には外交の重要性を訴える。ナレーター 井上孝雄

 

 
出典:http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999003090130086/

 核抑止論の非人間性を説くレーガンが印象的だった。また,このシリーズ全体を通して,首脳間の意思疎通こそ平和への近道であることが印象付けられた(ケネディとフルシチョフ,レーガンとゴルバチョフ)。