核の時代 第2回 ICBM開発競争

  • NHKスペシャル「核の時代 第2回 ICBM開発競争」1990.3.5, NHK総合, 50分

 第二次大戦中にアメリカの手で開発された核兵器が、戦後、ソ連をはじめとする各国にどう広がっていったか、また、朝鮮戦争やキューバ危機など、戦後の国際紛争や外交の舞台で核の存在がどんな役割を持ったかを描くドキュメンタリーシリーズである。

 第2回は米ソの核兵器開発競争を描く。ナレーター 井上孝雄

 
出典:http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999003050130084/

 

 第2回は,1950年代の米ソ軍拡競争を描く。アメリカは当初大型爆撃機で核兵器をソ連に投下することを考えていたが,ソ連がロケットでスプートニクを打ち上げてからは,弾道ミサイルによる攻撃へと変えた。ソ連は一貫して自らの軍事力を誇大に示していたが,アメリカの,特に空軍はそれをおそれて過剰な軍備拡張へと向かった。アイゼンハワー大統領や海軍は過剰な軍拡には反対だった。1960年に大統領選を戦ったケネディは軍拡を支持した。これが次回のテーマであるキューバ危機の背景となる。

 1950年代はマッカーシイズム(反共主義)が吹き荒れ,オッペンハイマーも標的とされた。このころの軍拡に対する各界の人々の考え方は興味深い。