- NHKスペシャル「核の時代 第4回 カーター・核軍縮への夢」1990.3.7, NHK総合, 50分
第二次大戦中にアメリカの手で開発された核兵器が、戦後、ソ連をはじめとする各国にどう広がっていったか、また、朝鮮戦争やキューバ危機など、戦後の国際紛争や外交の舞台で核の存在がどんな役割を持ったかを描くドキュメンタリーシリーズでその4回目。
「新しい世界」を旗印に登場したカーター大統領が、核兵器廃絶を夢に、1979年、戦略兵器制限条約(SALTⅡ)調印にこぎつけた。しかし、精度の向上が著しいソ連のミサイルSS-18への懸念が大きく、結局カーターも対ソ対決へと姿勢を変更し核軍縮への夢は、はかなくついえることになった。ナレーター 井上孝雄
出典:http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999003070130091/
カーターの核兵器廃絶への夢は印象的だった。ソ連のアフガニスタン侵攻がそれを終わらせてしまう。