イン・ザ・ミドル再読(3)

第3章まで読了。ワークショック開始の数日間に行うこと。

ナンシー・アトウェル(小坂敦子・澤田英輔・吉田新一郎編訳)『イン・ザ・ミドル—ナンシー・アトウェルの教室』三省堂,2018年,368頁(原書第3版2015年)

第3章 ワークショップ開始

学期初めの数日間に行うことが書かれている。その中で,今学期私が実行したのアンケートくらい。アトウェルは「書くことアンケート」と「読むことアンケート」の二つに分け,それぞれ十数問の設問を設けている。私の場合は,授業の内容に関する設問5問だけだった。受講者の現状を知るためには,もう少し詳しい設問があってもいいと思う。

実行しなかったが,した方がよかったと思えるのは以下の通り。題材探しブックトークだ。アトウェルの教室では,これがあったから,生徒たちは自分で題材を探して書き始めることができたし,自分で本を選んで読み始めることができた。私の授業では,書く題材や読む本を決めるのに苦労した学生が多数いただろうと想像される。その点のサポートは全く不十分であった。来学期は,何とか授業に取り入れたいと思っている。

【天気】晴れ。