このチェックサイトは便利だ。今学期の期末レポートのチェックで活用している。
CopyContentDetectorは,無料で1件4000字までのチェックを行い,剽窃元と思われるサイトを挙げるとともに,剽窃と思われる箇所の特定もしてくれる。しかも,無料でチェックできる件数に制限はない。新たに付け加わった「連続文字数一覧」機能は,剽窃と思われる箇所の一致する文字数の多い順に一覧を作ってくれるので,剽窃かどうかの判断は極めて容易となった。
さらに,最近,WordPressのプラグインを使って,WordPressの記事のチェックも行えるようになった。これは有料サービスで,一番安いプランだと1か月1000円程度で利用できるので,試しに使ってみた。しかし,大学のレポートのような大量の文書のチェックで使うとかなりの料金がかかってしまうことが分かり,手数はかかるが手動でチェックするしかないと思っている。
これにより,かなりの剽窃レポートを発見できている。本来は,剽窃とならないレポートの書き方をきちんと教えて,さらに自分でこのサイトを使ってチェックするように指導しなければならないのだが,そこまで出来ていない(今学期も一応は教えたのだが効果が乏しかった)。来学期は,レポート提出前に必ずこのサイトでチェックするように指示したい。
追記:意外だったのは,有料プランを解約する際に,「当サービスは剽窃のチェックツールではありません」と言われたことだ。このサービスを提供している会社のウェブサイトには「クラウドソーシングや外注先に記事のライティングを依頼したのに盗用コンテンツや他のサイトをコピーしたテキストだった。なんてことが無いように納品前にコピペチェックを行う事が可能です」と書かれている。これは剽窃チェックのことではないのか。そう思って,もう一度WordPress記事チェックのキャンペーンサイトを見てみたら,どうもコピペ記事だと検索エンジンによる検索順位が下がるといったことが書かれており,確かに学校関係者が気にする剽窃のニュアンスとは違った関心が書かれていた。
【天気】晴れ。