食品の放射能測定実験(4)

　今回はお茶と味噌を測定した。Mr.Gammaの感度はけっこう良いので，1分毎に10回，合計10分測っていたが，より精度を高めるため，今回20回（20分）測ってみた。

　緑茶（葉）111g：0.040μSv/h（BG 0.020μSv/h）　差0.020μSv/h
　（測定条件：BG遮蔽パイプでバックグラウンドの放射線を一部遮蔽，測定器Mr. Gamma，1分毎に20回測定した平均値）

これは非常に大きい値だが，それは20回中2回ほど，0.138, 0.279という1桁多い値が出たからだ。そこで，今度は測定回数を30回に増やして再測定してみた。すると，

　緑茶（葉）111g：0.020μSv/h（BG 0.020μSv/h）　差0μSv/h
　（測定条件：BG遮蔽パイプでバックグラウンドの放射線を一部遮蔽，測定器Mr. Gamma，1分毎に30回測定した平均値）

となった。回数を30回に増やしたが，10回ずつの平均もほぼ同じ値になったので，異常な値が出たときは，再度10回測定すればよいだろう。

　ということで，味噌については10回測定で以下の結果となった。

　味噌（赤）178g：0.018μSv/h（BG 0.020μSv/h）　差-0.002μSv/h
　（測定条件：BG遮蔽パイプでバックグラウンドの放射線を一部遮蔽，測定器Mr. Gamma，1分毎に10回測定した平均値）

　以上により，我が家のお茶と味噌にはセシウムはほとんど含まれていないと見てよいだろう。

追記：

　落花生（殻・土付き）83g：0.019μSv/h（BG 0.018μSv/h）　差0.001μSv/h
　（測定条件：BG遮蔽パイプでバックグラウンドの放射線を一部遮蔽，測定器Mr. Gamma，1分毎に10回測定した平均値）

【天気】晴れ。連休最後。緑のカーテンを外し，ウッドデッキの塗装をする。