録音

 新しいICレコーダーSANYO ICR-PS004Mを買った。これに,先に買ったピンマイクを付けて授業を録音。このレコーダーは自動的に録音レベルを調節する機能があり,それでやってみた。カサカサの雑音なしに録音することができた。内蔵マイクでも録ってみたが,こちらはやはり少しカサカサが入った。ピンマイクの難点は,モノラルなのでステレオ録音すると左チャンネルしか音が出ないこと。モノラル録音の設定はないようだ。我慢するか,モノラル→ステレオ変換のアダプタを付けなければならない。(ピンマイクにはモノラルでも3極プラグが付いているものもあるので,そちらを買った方がよかったか。)

 このレコーダーは安いが(4年前に買ったSANYO ICR-S300RMの1/3以下),機能的にはいろいろ豊富で,録音レベルをマニュアル設定することもできる。その方がよりよい音で録れるのかも知れない。ファイルの分割もできる。再生時に前後に一定時間スキップさせることができる(ビデオでコマーシャルを飛ばすときに使うようなもの)。早聞き・遅聞きの速さが調整ができ,しかも聞きやすい。パソコンとの接続でケーブルを使わなければならないのは不便だが,許容範囲内だ。液晶表示のバックライトがないのは少々不便。PCM録音もできるが,そこまで必要かどうか,今度試してみたい。SDカードをカセットテープのイメージで使えるというのが本機の売りなのだが,データをパソコンで管理している人にとってはあまり意味のないことだ。ただ,パソコンが使えない人がカセットレコーダー代わりに使うという需要があるのかも知れない。

 それにしても,少し前の2MBのSDカードの値段で,そのカードとともにICレコーダーも買えてしまうというのはどういうことか。

10/26追記
 録音レベルを手動で設定し,PCM録音してみた。確かに,雑音はほとんど無くきれいに録音できた。授業の録音としてはこれで十分だ。ただ,ファイルの大きさがこれまでの10倍以上(1時間半で800MB以上)となり,パソコンにコピーするのに時間がかかるのと,保存のための記録媒体がたくさん必要だということで,全てをこのモードで録音するのは現実的ではない。録音レベルを手動で設定した上でのMP3録音を試してみたい。

10/27追記
 モノラルミニプラグをステレオミニプラグに変換するアダプタ(SONY PC-251MS)を買った。いろいろなメーカーが出しているが,SONYのものが最も小さくてよい。