学生による授業評価

 本学では、学生による授業評価アンケートが奨励されており、大学共通のアンケート用紙も用意されている。授業中に実施して、その用紙を事務に渡すと、集計して戻してくれる。また、集計結果は大学のウェブサイト(学内限定)に公表される。
 その集計はクラスごとに行われるので、同じ科目について合計して集計するということを独自にやってみた。これで全体的な傾向がわかる(科学技術史A技術者倫理)。
 設問の中には「授業内容はシラバスと合っていましたか」というのがあるが、独自に「この授業の学習にシラバスは役立ちましたか」という設問を加えて尋ねた(*)。そうしたら、シラバス合致性については評価が高かったものの、シラバス有用性については評価が低かった。シラバスと合っていたということだけを聞くのは意味がないことを思い知らされた。今学期のシラバスは、自分でも満足のいくものではなかったため低い評価は当然のことと思う。

(*)この設問は、名古屋大学高等教育センター「成長するティップス先生」のコラム「シラバスどおりの授業」を参考にさせていただいた。

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