学習カルテの入力に音声入力ソフトを使ってみた。まだ慣れないが,使い込んでいくと,かなり効率的に入力できるのではないだろうか。
『マガジン航』にあった西牟田靖氏の記事では,電子インクを使ったモニターPaperlike Proだけではなく,音声入力ソフトAmiVoice SP2(アドバンスト・メディア製)も紹介されていた。私の関心はこれにも向かい,結局購入した。
このソフトはWindows版しかないため,Mac上ではVMWare FusionでWindows7の仮想環境を作り,そこにインストールしている。これでも,きちんと動いている。このために,FileMakerProもWindows版を使っている。AmiVoiceサイトのFAQには,仮想環境上のアプリケーションへの転送はできないと書いてあるが,実際にはできている。
マイクは,音声入力専用の手持ち型があるが,とりあえず手近にあったUSBマイクMeteor Micを卓上マイクスタンドに取り付けて使っている。マイクを口に近づければ問題ない。
変換がおかしくなり,何度言い直してもダメな場合は,単語登録する。すると問題なくなる。
今のところの問題は,モニターでレポートを読み,メモを音声入力で学習カルテに入力しいると,顔が動かないので,長時間やっていると首が凝るということである。時々首回しなどの体操をする必要があるだろう。
MacだとOSに音声入力機能が付いているが,AmiVoiceの方が修正が少なくて済むような気がする。
ちなみに,音声入力市場は拡大しているようで,株主向けの情報に拠ればアドバンスト・メディアの業績予想は上方修正されている。