まとまった時間のとれる夏休みは,毎年何かの勉強をするのだが,今年はCourseraでBlended Learningの勉強をした。
Blended Learningとは,オンライン学習と対面学習を組み合わせる授業の仕方だ。これに興味を持ったのは,ホーン/ステイカー『ブレンディッド・ラーニングの衝撃』(教育開発研究所,2017年)*を読んだからで,今の授業をどのように改善していくか模索中の私にとって希望が見えた気がした。
* 参考:一気読みした!『ブレンディッド・ラーニングの衝撃』。(いわせんの仕事部屋)
本書によると,アメリカではここ数年,Blended Learningが急成長しているようだ。さらに勉強してみるためにネット検索していたところ,Courseraの次のコースを見つけた。
Blended Learning: Personalizing Education for Students
これは,上記の本の内容のオンライン版のようなもので,特に実際の学校の様子が映されているので参考になった。
さらにCoureraに似たようなコースがないかと探してみたところ,
K-12 Blended & Online Learning
が見つかった。こちらの方がさらに現場サイドに立った人たちが解説している。これらのコースは高校までの児童生徒を対象とした教育がメインのため,そのまま大学教育に使えるか不明な点もあるが,大いに参考になった。
さらに何かないかと探していたところ,digital storytellingについての
Powerful Tools for Teaching and Learning: Digital Storytelling
を見つけた。現在これを受講中だ。オンライン教材を作成するには,ビデオの作成が欠かせないが,これはビデオ教材作りにとても参考なる講座だと思う。