勉強したくない人

 まえに,大学の英語自習システムがなぜ使われないのかということについて,ある学生が時間を割いて勉強してもそれに見合う有用性が得られなければやる気にならないと書いているのを読んで驚いたが,似たような意見をきちんとまとめたブログ記事を見つけた。勉強の時間や苦労とその効果が対応しないとやる気が起きないという。「ちょっとやそっとのことでは勉強なんかしないぞ,という感覚がある」のだそうだ。こうした勉強観は若い人の間で一般的なのかもしれない。最低限の努力で単位を取ろうとする学生の行動パターンがよく理解できる。

11/13追記:
 ただ注意すべきは,勉強したくない人も,自分に興味があることは進んで勉強することがあることだ。つまり,他人から強制された勉強についてはとことん功利的に対応するということだろう。