基礎科サイエンスカフェ

 東大(駒場)基礎科学科・科哲研究室主催のサイエンスカフェ「脳と脳科学について語る」に参加。講演者はS氏(言語脳科学)とN氏(哲学)。場所が駒場の生協食堂2階だったこともあり,学生の参加が多かったが,私を含めてOBや外部の人の参加も少なくなかった。サイエンスカフェの本来の目的は一般市民と科学者との対話なので,本来は街の中の喫茶店等でやった方がいいのかもしれないが,今回は科哲への1年生のリクルートに主眼があったようで,学内で行われたようだ。サイエンスカフェの主催者も参加者も,このような催しは初めてという人が多かったようだが,初めてにしてはうまく行ったのではないかと思う。ちなみに,期待した1年生の参加は少なかったようだ。
 サイエンスカフェは3時から1時間半。その後は,サイエンスカフェについてのワークショップ「サイエンス・カフェとは何か」が同じ場所で続けられた。パネリストはN氏(大阪大学)とY氏(東京大学)。かなりつっこんだやり取りが行われた。その後は,満留賀(そば屋)で懇親会。

 古巣を16年ぶりに訪れた。昔学生寮・寮食堂・駒場小劇場等(参考頁)があった場所には,巨大な建物(生協,図書館等)が建ち,中庭に寮の建物の一部(だったように思う)が,モニュメント(オブジェ?)として置かれていた。見覚えのあるその壁の一部がとても懐かしかったが,卒業生としてはそれで十分だ。将来,電機大の校舎を建て替える際も,本館玄関の一部は是非残してもらいたい。

 図書館は駒場友の会(卒業生等の会,年会費4000円)会員になると貸出も可とのことなので,今後は利用してみようかなとも思った。

【天気】晴れ。