毎日15分,大学改革について考えよう

 これから毎日15分間,大学改革について考えてみようと思う。

 いま本学(福岡教育大学)も大学改革を迫られ,実行しているところである。しかし,国立大学の独立行政法人化など,新たな問題が次から次へと出てきて,一向に落ちつく気配がない。これだけ改革ということが日常化しているのならば,それを大学の日常の業務として組み込む必要がある。

 残念ながら,大学として大学改革を教職員の日常業務に組み込むということはしていない。特別な委員が特別な時間に取り組むのが一般的であり,特別な委員でない教職員も特別な時間に集会等で関わることはある。しかし,それでなくとも忙しい日々である。なかなか力が入らない。

 そこで,毎日15分は大学改革について考えるという決まりを自主的に設けて,わずかずつでも前に進もうと考えた。この試みを多くの人に勧めたい。

 ・・・と,ここまで書いて10分たった。15分たったらともかく止めるというのが秘訣である。長く続けるためには無理はいけない。

 とりあえずは,日記のように毎日考えたことを書きため,ある程度の量になったらそれを整理して,「論」を立てていきたい。

(15分間大学改革研究No.1を転載)