授業の録画のつづき。授業中,学生に授業SNSで授業ツイートを書き込んでもらっているが,講義をしていると,そのツイートをちゃんと読むことができない。あとから読むことは可能だが,講義と同期した形ではないため,いまひとつ臨場感がなかった。そこで,授業スライドと授業ツイートを並べて画面に映し,それを録画することで講義と同期したツイートを見ることが可能だろうと考えた。そして,それを今日の授業で試してみた。
スクリーンの画面の大きさは変わらないため,ツイートを右1/4くらい表示するとスライドは少し小さくなってしまう。これまでと比べ見づらいと感じた受講者もいたようだが,それほど不満は見られなかった(意見はすぐにツイートで表明される)。
録画を実際に見てみたが,やはり講義と同期した形でのツイートを見られるのはとてもよい。講義をしながら,学生の頭の中を覗いている感覚だ。全部見ると,講義と同じ時間掛かってしまうが,YouTubeに載せると2倍速で再生することができるので,45分で一コマの授業を振り返ることができる。
このビデオは,欠席者にとって有用な自習教材になるとともに,出席していた学生にも復習のためのよい教材となるだろう。このようなシステムが普及すると大学教育も大きく変わるのではないだろうか。
なお,今回のビデオのインターフェイスは,schoo WEB-campusのサービスに酷似している。schooがこうした授業録画システムを一般に売り出してくれたら,手間が省ける。