成績評価に続いて,授業評価アンケート集計結果の分析を行った。集計自体は,事務方がやってくれるのだが,単にどの項目が何%だったということと,項目間比較のためのレーダーチャートしか提供してくれないため,毎学期独自に集計し直し,その結果を授業改善に生かしている。今学期の目玉は,授業SNSの導入の効果だが,科学の社会史では横ばい,科学技術と倫理では少し上昇という結果がでた。昨年度の共同受講ブログと比べて少なくとも悪くはなっていないようだ。しかし,授業SNSで狙いとしたこと(受講者間の情報共有)がそれほど活発化しなかったのに対して,成績評価の手間は増大したので,来学期は前の共同受講ブログに戻そうかと考えている。
それから,今学期から新たに質問項目に加えた授業外学習時間についての質問については,思った以上に自習していることが分かってよかった。成績にバラツキがあるが,その理由の一端として自習時間の多寡があるのではないかと思われる。特にそれは,二部の科学技術と現代社会に顕著だ。このクラスは受講者9名(全員1年生)と少ないのだが,S,Aの割合が例外的に多い(合計67%)。その背景には,自習時間の多さがあるようだ(週1時間以上が78%)。
・科学の社会史 評価の推移
・科学技術と倫理 評価の推移
・科学技術コミュニケーション 評価の推移
【天気】晴れ。立秋を過ぎて,風が涼しい。明日から一斉休暇。