今学期から授業ビデオの作り方を少し変えた。これまでは,学生に見せているパソコンの画面とマイクからの音声をScreenFlowというソフトで録画して,音を大きくしたり,前後をカットしたりなど簡単な編集を加えた上で,mp4ファイルに変換し,YouTubeにアップロードしていた。全てのクラス分録画・編集・アップロードしていたのでそれなりに時間が掛かった。
今学期は,録画までは同じだが,授業の切りの良いところでビデオを分割し,それぞれをYouTubeにアップロードする。そして,YouTubeの再生リストで全体をまとめて,それへのリンクを授業サイトのに掲載した。
科学技術と現代社会 第1回 ガイダンス 授業ビデオ
これにより,90分という長いビデオを続けて観なくても,部分毎に見ることが可能だし,見たいところを探すのも楽だ。また,mp4への変換やアップロードなども,小さなファイルだとそれぞれの時間は短くてすむ。もちろん,全体を合せれば,それなりの時間は掛かるし,多少手間も増える。しかし,思ったほど大変ではないことが分かった。
さらに,同じ科目で同じ内容を話している部分に関しては,流用・再利用が可能である。場合によっては学期や年度をまたいでも使えるであろう。一つ一つのビデオが短くなったことから,部分的にリンクを張るのも容易だ。十分な量のコンテンツがストックできれば,反転授業も可能かも知れない。
【天気】晴れ。3限の科学の社会史ガイダンスには,それなりに参加者が集まった。