スクリーンと黒板
今学期から私の授業ではできるだけスライド(パワーポイント)を使うこと減らし、黒板に板書することを目指した。しかし、ビデオ映像をスクリーンに映すことは多いので、スクリーンの1つを降ろしたままにして、黒板の半分を使って板書...
私立工科系大学教員の日々の出来事や雑感
今学期から私の授業ではできるだけスライド(パワーポイント)を使うこと減らし、黒板に板書することを目指した。しかし、ビデオ映像をスクリーンに映すことは多いので、スクリーンの1つを降ろしたままにして、黒板の半分を使って板書...
来年度から「科学技術コミュニケーション」という科目を担当するのだが、この分野の最近の発展はめざましい。今年後半きちんと勉強しないといけない。 富山大では、人間発達科学部に科学技術社会コミュニケーション研究室ができてい...
高木仁三郎『市民科学者として生きる』(岩波新書、1999年)を遅ればせながら読了。『おはようからおやすみまでの科学』と共に、科学技術史Aの講義最終回の参考文献として紹介するもの。この講義を聴いたうえでこれらの本を読むと、...
佐倉統・古田ゆかり『おはようからおやすみまでの科学』(ちくまプリマー新書、2006年)を読了。「リビング・サイエンス(生活者のための科学)」について分かりやすく解説。 科学技術史Aの最終回では、これまで「市民科学」につい...
中央公論新社の大型哲学史シリーズ『哲学の歴史』の第11巻『20世紀II 論理・数学・言語 科学の世紀と哲学』がやっと届く。4月の第1回配本なのだが、在庫がなくなったとのことで、届くのが遅れていた。よく売れているのだろう...
Googleブック検索では本の中身を検索して目当ての本を見つける手助けをしてくれる。検索できる日本語の本もだいぶ増えてきたようだ。ウェブ上で見られるページは限られていて、実際には購入したり図書館で見ることになる。著作権...
国際基督教大学と京都大学で科学史・科学哲学を担当する教員の公募が出ている。いまや博士号を持っているのは必須の条件となっている。この分野で同時に2つも公募があるのは珍しい。ちなみに、他分野、例えば臨床心理学などでは22件...
やっと前期定期試験の試験問題を事務に提出。 ここへ来て、フレッシュマンセミナー関係のレポートが集中している。添削・採点が追いつかない状況だ。麻疹休講の影響もあるが、来年度へ向けて対策を考えなければなるまい。 それに...
数学史研究会が、この夏、「数理科学史サマースクール」を開催する。数理科学史(数学史・物理学史を中心に、しかし化学史・生物学史・地学史などその他の科学史も含む)の初学者を対象としたもので、大変意義深い試みだと思う。 日時...
今学期も、授業が終わりかけた時点で今学期の反省をする。 授業サイトについて 昨年度後期に引き続きMoodleを使って授業サイトを作った。さらに今学期の途中からサーバマシンを新しくし、安定的に運用できるようになった。 ...