自宅のテレビがケーブルテレビ環境となり、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BS、CSと一気に受信できるチャンネル数が増えた。問題はケーブルテレビのチューナーの出力をテレビ(モニタ)とビデオデッキ2台にどのように接続すれば、録画の可能性を最大にできるかということ。コードのつなぎ方を考えるのはパズルのようで、かなり頭を使ったが、なんとか満足できるように配線することができた。最大で同時に3つの番組(アナログ2つ、デジタル1つ)を録画できる。
デジタルチューナーとデッキを予約録画の際に自動的に同期させるのが一苦労で、松下のチューナーと東芝のデッキはうまく連動しなかった。しかたなく、古い松下のデッキと同期させる。また、デジタルチューナーが一台しかないのも不便だ。アナログ放送終了時の5年後には、デジタルチューナーが2つ入ったデッキを買う必要があるだろう。
テレビにはミニコンポも接続し、既存の機材でそれなりに満足できる環境が整った。しかし、もろもろの機器の操作のため5個のリモコンを使わなければならない。
デジタル放送は古い機材を急速に陳腐化させる。CDが出てきてレコードが廃れたのに似ているだろうか。しかし今回は、デジタル放送が便利なので利用者が自発的に選択するというのではなく、アナログ放送廃止のためやむを得ず移行するということになる。デジタル放送はダビングの制限など利用者に不便さを強制するだけに今後大きな社会問題になるだろう。
【天気】晴れ。暑い日が続く。昨日、近くのホームセンターに買い物に行ったが、一般客と業者の両方を相手にしたような巨大な店で、プロ用の道具や材料がたくさん置いてあった。