あるクラスは今週の月曜日に今学期の授業が終わった。授業の最後にはいつも授業評価アンケートを行うが、今回は次のような新しい質問項目を設けてみた。結果もあわせて示す。
予習・復習はどの程度しましたか。
(5)ほぼ毎週(8.6%) (4)2週に1度くらい(20.0%)
(3)月に1度くらい(28.6%) (2)学期を通して1〜2度くらい(17.1%)
(1)全くしなかった(25.7%)
この授業では毎週予習・復習をすることが前提となっているので、少し甘く見ても3割程度しか合格者がでないという計算になる。また、毎週予習・復習をしている学生の定期試験予想平均点を75点としているが、予習・復習の頻度が減るに従い、平均点が一定の割合で下がると仮定して計算してみると、このクラスの予想平均点は40点くらいになった。60点以上を合格とすると、はやり3割程度しか合格者が出ないのは妥当だということになる。これまでの試験での素点ではたしかにそれくらいが実際の平均点だったが、得点調整をすべきか否か。
これまでは、私の試験が難しすぎたためと考え、得点調整をして平均点を60点以上に上げていたが、学生の勉強不足が原因とすると、得点調整をすることはきちんと勉強していた学生に対して不公平となる。もう少し考えてみたい。
【天気】曇り。