学会選挙

 科学史学会役員選挙の公示がなされ,投票が開始された。前回は委員(理事相当)は立候補者が定員以内だったため,選挙は行われなかったが,今回は何とか成立した。

 今回,立候補者の言葉の字数制限がかなり緩和されたが,実際に書かれたことはこれまでと大きく変わることはなかった。所属・専門・略歴など,本人を知る上での基本情報は必ず書かれるべきだったのではないだろうか。私などは,今回の立候補者の半数以上を個人的に知っているが,ほとんど知らないという多くの会員にとっては,投票する気が起きないかも知れない。ただ,立候補者の抱負のなかにいくつか興味深い提案があった。是非実現して欲しい。

 現在の委員30名のうち,8割が再度立候補している。したがって,少なくとも2割は入れ替わることになる(ちなみに,前回は23%が入れ替わった)。私は半数くらいが入れ替わっていいと思うので,できるだけ新人に投票したいと思う。

【天気】晴れ。