ペリリュー島 終わりなき持久戦

  • 証言記録 兵士たちの戦争「ペリリュー島 終わりなき持久戦 〜茨城県・水戸歩兵第2連隊〜」2008.8.1, NHK総合, 45分

太平洋戦争末期、パラオ諸島の南部にある小さな島ペリリューで日米両軍およそ5万人の兵士たちが激戦を繰り広げた。来るべきフィリピンでの決戦の防波堤として、日本兵たちは最後の一兵になるまで島を死守することを命じられる。補給もない戦いは2か月半に及び、兵士たちのおよそ9割が亡くなった。彼らは狭い洞くつの中で極限の飢えに苦しみ、死を覚悟の夜襲を繰り返した。元兵士たちの証言をもとに、絶望的な戦いの実態を描く。