文部科学省 大学分科会 制度・教育部会 学士課程教育の在り方に関する小委員会が、昨日報告書をまとめたという(東京新聞記事)。内容は、大学が大学卒業者の質を保証するよう成績評価の厳格化などをするようにとの提言。今から9年ほど前にまとめられた大学審議会答申ですでに言われていたことが繰り返されている。この9年間大学がほとんど実質的な対策をとってこなかったことのツケが回ってきている。今回の報告書には、どのような具体的な方策が提案されているのか。単に9年前の繰り返しだったとしたら、これからも何も変わらないだろう。
それにしても、この小委員会は今回第6回の会合を開いたというが、文科省のサイトには第1回の情報しか載っていない。どうしたことか。文科省でもその程度の扱いということか。
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