学会誌

 科学史学会の和文誌および通信のバックナンバーを調査中。学会が科学史教育にどのように取り組んできたのかを調べるため。時間はかかるが、いろいろな発見があっておもしろい。改めて、学会というものがいかに多くの人々の努力の上に成り立っているかということがよく分かる。

2/15追記
 約20年分の学会ニュースレター『科学史通信』のサーベイが終わった。科学史教育に関しては、1998年から「理科基礎」への対応で非常に盛り上がったが、2003年に新課程が始まった頃にはむしろ低調になった。

2/16追記
 約20年分の和文誌のサーベイも終わった。学会に設けられた科学史教育特別委員会のメンバーの努力がその後にあまり生かされていないのはとても残念だ。ニュースレターを見ると、多くの退会者名を目にするが、期待を持って学会に入ってはみたものの、それほど得るものがないために辞める人も多いと思う。科学史教育委員会のメンバーの成果がもう少し学会誌に反映されていれば、少し違っていたかも知れない。

【天気】雨。春一番。