放送大学のビデオの残りを見る(第14回)。OCWなど教育情報をインターネット上で公開・共有するアメリカなどの試みの紹介。MITのOCWは知っていたが、そうしたインターネット資源を大学を超えて、さらには国を超えて共有しようというプロジェクトが日本も参加した形で進んでいる(GLOBE)。これは大学間競争がまさにグローバルに展開しつつあるということでもある。
FDの成果の公開例も印象深かった(Gallery of Teaching and Learning, Carnegie Foundation; Visible Knowledge Project, Georgetown University)。
ジョージタウン大学のサイトを見て回っていたら、アメリカ研究に関する授業のシラバスのデータベースが公開されていた(American Studies Syllabi Resources)。このような分野別のシラバスデータベースは、大学教育の質向上のために是非とも必要なものだと思う。科学史学会でも国内の科学技術史のシラバスデータベースを構築するべきだと思う。
参考(NIME-gladを利用して検索)
「科学史」に関係するシラバス一覧(国内大学)
「技術史」に関係するシラバス一覧(国内大学)
※残念ながら、本学のシラバスはこのデータベースには登録されていない。
2/10追記
最近届いた米科学史学会のNewsletter(p.2)を見たら、新しいシラバス見本集をオンラインで計画していると書かれていた。楽しみだ。