みんなのキャンパス

 岡本さんのAcademic Resource Guideの編集日誌に「授業評価サイトは中傷でいっぱい?」という書き込みがあった。5/19朝日新聞の投稿(「私の視点」欄)に対する岡本さんのコメントだ。朝日の投稿は読んでいないが、大学の授業評価を学生が書き込むサイトには中傷や教員の個人情報が書き込まれていて問題だ、というような内容のようだ。それに対して、岡本さんはいくつか異論を唱えている。ポイントは、このような授業評価サイトに対抗できるような情報提供を大学側はしていくべきということ。
 私も基本的には岡本さんの考えに賛成だ。各科目の成績評価方法と基準、成績評価結果についての情報を細かく学内公開すれば、かなりバランスがとれると思う。私は個人的にそれを試みているつもり。
 ただ、朝日の投稿で、「中傷」「個人情報」と書かれているのが気になる。本当にそのようなことがあれば、サイト管理者へ対処を求めることは正当な要求だと思う。ちなみに、「みんなのキャンパス」で朝日への投稿をしていた人の所属する大学(短大を含む)の授業評価を見てみたが、情報は一切無かった(削除されたのか?)。

6/2追記:
 岡本さんの書き込みに、新聞投稿された方がコメントを付け、さらに岡本さんがコメントを付けていた。どちらの主張もよく分かる。私はあまり目にしたことはないが、授業評価に関係のないかなりひどい書き込みもあるようだ。それが放置されているのは悲しむべきことだが、そのような状況にどのように対処すればよいか。教員側がもっと情報提供するというのはバランスをとる上で必要だと思うが、それでひどい書き込みをなくすことは不可能だろう。無視するか、削除要求を出していくしかないだろう。もぐらたたきのように削除要求するのは消耗する。無視するのが得策なのだろうか。

6/6追記:参考リンク
2006-05-25(Thu)の編集日誌「授業評価サイトは中傷でいっぱい?」
2006-05-29(Mon)の編集日誌「続・授業評価サイトは中傷でいっぱい?」
2006-05-30(Tue)の編集日誌「大学による授業評価アンケートの公開事例」
2006-06-01(Thu)の編集日誌「授業評価サイトは中傷でいっぱい?(2)」
2006-06-02(Fri)の編集日誌「授業評価サイトは中傷でいっぱい?(3)」
2006-06-03(Sat)の編集日誌「授業評価サイトは中傷でいっぱい?(4)」
2006-06-06(Tue)の編集日誌「授業評価サイトは中傷でいっぱい?(5)」