新刊・旧刊

 注文していた本が届く。すぐにでも読み始めたい本ばかりだ。

  • 宮下晋吉『模倣から「科学大国」へ——19世紀ドイツにおける科学と技術の社会史』(世界思想社,2008.3) 宮下先生の長年の研究の集大成。
  • 高橋雄造『博物館の歴史』(法政大学出版局,2008.5) これも集大成といってよいだろう。大著。
  • 潮木守一『フンボルト理念の終焉?——現代大学の新次元』(東信堂,2008.3) 本書はこれまでの通説を覆すパレチェク仮説を検証しているという。とても面白そう。
  • 三輪芳朗『政府の能力』(有斐閣,1998) 10年前の本だが,最近の新著を読む上で是非読みたいと思った。戦中から現代までの事例研究がなされているが,戦中では精密機械統制会が扱われている。
  • 城山英明編『科学技術ガバナンス』(東信堂,2007.10) 授業で扱っているリスクコミュニケーションの参考書として読みたい。