毎回の授業の最後に「出席票」というB6の用紙を配布し、その授業の感想等を書いてもらっているが、なかなかきちんと読む時間をとることができず、また質問に答えることもできなかった。今日、「科学技術史A」について4クラス6週分(延べ24回分)をまとめて読んだ。
各クラスの受講生はだいたい4、50人であるため、かなりの枚数になるが、これを管理する方法について今学期から新しい方式を導入している。すべてをドキュメントスキャナで読み取って、パソコンの画面上で読んでいくのである。そして、質問があれば、画面上で入力しておき、あとで回答を書いて授業サイトに掲載する。出席票の実物はフラットファイルに綴じて保管する。
出席票をスキャンすることのメリットは、実物を拡大して読むことができるので目にやさしいほか、受講生個人ごとにフォルダに収め、成績評価に活用できることである。これまでは、個人ごとに出席票をファイルすることの労力が大きすぎて、最後の成績評価の際、出席票を全回分通して読んで評価することはできなかった。今回はそれができそうである。