社会全体が高齢化していく現代にあっては、学会出席者が高齢化するのも無理はないのかもしれないが、私が属している科学史関係の学会の高齢化はかなり問題ではないかと思う。私自身、若いときにあまり学会活動に積極的ではなかったが、今は少し反省して学会に関わるようにしている。学会の側も、もう少し若い人に対する配慮が必要ではないかと思う。科学史を老後の楽しみとするのは決して悪いことではないが、若いときから関心を持ってもらわないと、老後の楽しみにすらならなくなって、いつか消滅するのではないかと危惧する。
【天気】晴れ。梅雨に入ってからあまり雨が降らない。