京都で学会。金曜日は役員会。土曜日の朝一番に自分の発表と、そのセッション後半の座長。朝早くからの発表にどれくらい集まるかと心配していたが、40名くらいと予想以上に来て頂いた。発表内容は、学会が科学史教育、特に大学での科学史教育にもっと力を入れるべきだという提案。普通の学術講演とはかなり雰囲気の違うものだったと思う。でも、このようなものもあっていいと私は思っている。次の一手を考えていきたい。
他の人の発表もいろいろ聴いて刺激になったが、個々の発表時間が短いので議論が十分出来ないのが残念。発表数を減らしても、時間をもう少しとって議論ができるようにした方が有益のような気がする。
会場の京都産業大学は、山の上の方の大学で、ともかくキャンパスが広い。大学の前にバスターミナルがあるのもすごい。学会初日の昼休みにコペルニクスの『天球の回転について』の初版本と大学創立者の荒木俊馬関係資料を案内付きで見学。金曜日は雨だったが、土日はよく晴れて暑かった。
【天気】晴れ。今日は涼しい。