試験監督が終わった

 今週から2週間が定期試験期間だが、私が監督をする試験はおとといの4コマ、今日の2コマで終了。
 前の大学は、定期試験の実施について部屋の調整をする以外は担当教員に完全に任されていたが、本学では入試のように教職員全員が対応している。試験本部まで作られ、副手による監督補助も得られたのには驚いた。
 これはなかなか良い制度だと思う。他の先生の教科の試験まで監督することが多いが、そこでは当然試験問題やそのやり方を知ることができる。同じ科目名のものでも全く違う試験をしていることがよくわかる。難易度もまちまちだ。私の今回の試験については、全般的に難しすぎたようだ。平均点はかなり低くなるだろう。最終的にはそれなりの調整をするが、調整があまり必要でないような試験を考えていかなければならない。今回の経験をふまえると、まずは自筆・手書きノートの持ち込みのみを認めるようにしようかと思う。その際、ノートにコピー等の添付をしたものは認めないとする。そのことについて授業開始時に学生に伝え、ノートをとったり、ノートを整理したりするときの参考にしてもらう。(もしどうしてもパソコンでノートを作りたいという学生には、試験で持ち込むためにはそれを手書きでノートに写す必要があることを伝えておく。)
 今回は持ち込み一切不可にしたが、一切可という試験もいくつかあったし、パソコンを持ち込んでも良い(外部との通信は不可)という試験まであった。無線LAN機能を組み込んだパソコンだと、通信をしているかどうか判別するのはかなり難しいかもしれない。
 持ち込み可の試験でも、それほど簡単には問題を解いているふうではないことがわかり、次回の定期試験では自筆ノートの持ち込みを許可してもいいかと考えたのである。試験答案の採点結果を分析して、さらに考えていきたい。

【天気】晴れ。東京は晴れでも、空が白い。日陰の有無を確かめないと、空だけ見ても晴れか曇りか区別できない。福岡は空が青かった。