ソフィア・システムズのラジオサーバーが販売終了になっていた。これはラジオ講座マニアにとって夢のような機械だったのだが、とても残念。50パターンもの予約録音、350時間分の保存、自動消去、mp3ファイルのパソコン転送、など画期的な機能をもっていた。これに記憶メディアの差し込み口が付いていれば文句なしだった。とはいえ、これはまさにマニア仕様であって、そこまでラジオ講座にはまっている人はそれほど多くなかったのだろう。価格も税込92400円と、大衆的ではなかった。電車通勤をひかえた昨年3月、私は(おそらく)発売終了前の大安売り価格送料税込49800円で購入した。ラッキーだった。
東京で(満員)電車通勤を始めた私は、本が読めないほど混んでいるとき、ICレコーダーでラジオ講座を聴いている。現在はもっぱら放送大学だ。
ラジオサーバーに代わるものとしては、サン電子のTalkMasterIIだろうか。20パターン予約でき、この機械自体がICレコーダーになっているので、そのまま持ち歩ける。64時間録音できる1GBモデルは税込39800円。ビデオデッキのテレビ予約録画はどんどん便利になっているのに、ラジオの予約録音は大手メーカーからほとんど無視されている。これからインターネットラジオが一般的になれば、ラジオの予約録音など必要なくなるとは思うが、現在はまだ一定の需要があるはずだ。サン電子には頑張ってもらいたい。(ちなみに、サン電子はBiBio JukeBoxというインターネットラジオ関係の製品も出している。これも私の愛用品だ。これにラジオチューナーと予約録音機能が付けば、最強のラジオサーバーになるだろう。TalkMasterを出しているサン電子なら決して難しいことではないはずだ。)