科学技術コミュニケーション・ブーム

 科学技術コミュニケーション・ブームなのだそうで、私の知り合いも多く関わっているのだが、私が2007年度から開講する講義「科学技術コミュニケーション」もそうしたブームに便乗する形になるのかもしれない。先行事例が多いのはとても助かる。

「科学技術コミュニケーション」講義概要(暫定案)
 科学技術が社会に受け入れられ、安定的に存続・発展するためには、科学技術者と人々との適切なコミュニケーションにより両者の良好な関係が築かれることが不可欠である。本科目は、そうした科学技術と人々とのコミュニケーションについて幅広く論じ、今後の技術者にとって必須となる科学技術コミュニケーションに関する素養を高めることを目指す。扱われるトピックスは、科学技術に関わる政府や企業の広報・宣伝・情報公開、リスクコミュニケーション、製品等の取扱説明書、事故等の発生時の対応、科学技術ジャーナリズム、科学技術に関する学校教育と社会教育、インフォームド・コンセント、科学技術に関する社会的意思決定への市民参加、コンセンサス会議、サイエンス・カフェなどである。

参考
 科学コミュニケーションは景気対策である(M.HAYASHI’s Diary)
 お寺 de サイエンス・カフェ(Mangiare!Cantare!Pensare!)

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