原口ビジョン

原口一博前総務大臣の「原口ビジョン」(2009.12.22)は,日本におけるデジタル教科書をはじめとする教育のICT活用の動きに大きな影響を与えました。その後,2010.4.27には「原口ビジョンII」が発表され,より具体的な目標が示されています。ここで,そのビジョンに書かれている内容(関連部分のみ)を確認しておきます。なお,原口氏は著書『ICT原口ビジョン』(ぎょうせい,2010.7)も出しています。

●原口ビジョン(2009.12)→PDF
2050年を見据えた達成目標
・地域の絆(きずな)の再生
  ICTの徹底的利活用により,2020年時点ですべての世帯(4,900万世帯)でブロードバンドサービスを利用
 (施策例)
  ・フューチャースクールによる協働型教育改革
   ・デジタル教科書を全ての小中学校全生徒に配備(2015年)
   ・フューチャースクールの全国展開を完了(2020年)

●新たな成長戦略ビジョンー原口ビジョンIIー(2010.4)→PDF
日本の総合力発揮 「日本×ICT」戦略による3%成長の実現
・ICTによる協働型教育改革の実現
  2020年までに,フューチャースクールの全国展開を完了
  ・2010年度より,「フューチャースクール推進事業」を着実に推進
  ・タブレットPCや電子ブック等の情報通信機器,デジタル教材(電子教科書)等を活用し,児童・生徒が互いに学び合い,教え合う「協働教育」や児童・生徒一人ひとりに応じた個別教育の実現についてガイドライン化(2010〜12年度)し,これに基づき全国展開を計画的に推進
  ・2010年度より「教育クラウド」の構築を進め,2012年度には教育現場に加えて校務への活用を開始し,2015年度までには学校運営の状況についての評価を可能とする体制を整備