夏季集中講義の総合演習ガイダンス。担当教員は各15分ほど自分の班のテーマ説明を行う。私の今年のテーマは「サイボーグ技術の現在〜その可能性と課題〜」という地味なものにした。ただ,この手のテーマは映像のインパクトが強いので,立花隆氏の取材をもとにしたNHKの番組の一部を見てもらう。
班分けの結果,6名が配属された。全員男子。2年前と同じ人数と構成となった。この手のテーマで女子が希望することは少ないようだ(もともと女子の絶対数が少ないとはいえ)。
班別の最初の授業では,学習の手引きに沿って概要を説明した後,先に観てもらったビデオ(プレミアム10「立花隆が探るサイボーグの衝撃」NHK,2006.4.24,90分)の続きを50分ほど観てもらった。攻殻機動隊の押井守監督のインタビューもあり,アニメと現実のサイボーグ技術を比べる上で参考になったのではないかと思う。あとは,メールと授業サイトによる学習支援となるので,受講者各自の力量による部分が大きくなる。今年のメンバーはどこまでやってくれるだろうか。
今年は,いつもの講義棟が耐震補強工事のため使えず,別の講義棟で行っている。ビデオを見せる際,パソコンから音を出すためにパソコン用スピーカーを持参した。エアコンの音が大きく,小さなスピーカーの音では聞きにくくなってしまう。
【天気】晴れ。夏らしく暑い。