新型インフルエンザの感染者が増加している。一般的な人々の意識では,6月に入って終息したという感じだと思うが,データ(発症日別報告数)を見る限りじわじわと増加していると見ていいだろう。最近のところでは発症者が少なくなっているように見えるが,これは潜伏期間のためまだ発症していない人が隠れているためだろう。増加のカーブは5月の関西での拡大ほど急激ではないが,この調子で増加しいくと山のピークがどこまで達するか予想できない。国民の数分の一が感染するというような事態もあるかもしれない。医療機関がパンクしないか心配だ。秋からのインフルエンザシーズンは要注意だ。現在もインフルエンザは感染拡大を続けており,そのための予防対策が必要だということをもっと国民に呼びかけることが必要だと思う。現在も頻繁な手洗いと咳エチケットを励行している人はどれだけいることか。
【天気】曇り。