東工大の大学院で1回だけの非常勤講義。大学院の授業はこれが初めての経験だ。テーマは「19世紀ドイツの物理学関係機関の歴史」で,修論の内容をもとに話す。20年近く前の研究なので思い出すのが大変だったが,おかげで新しい論点にも気づくことができた。
この日は,午後に火ゼミがあり,そこでも発表。「これからの科学史大学院教育はどうあるべきか」というテーマ。科学史の大学院にのり込んで,このテーマで話すのは“けんかを売りに来たのか”と言われかねないようにも思うが,火ゼミの皆さんは懐が深かった。
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