昨日、第3回シラバス検討会が行われた。経済学のA先生による遠隔講義の報告。指定された新聞記事を読んでくるという予習を課したが、学生はてこでも予習してこなかったというのが印象に残った。私はもうあきらめ気味で、予習をしなくてもついてこられる程度の事柄のみに限って教えることにするかと思いつつあるが、それではあまりにも情けないので、次のようなことも考えてみた。
つまり、一つの科目に4つの学習コースを設定するのである。Sコースは、単位制度の趣旨に則り、授業以外に週3時間の予習・復習等を行うことを前提とするもの。Aコースは、授業以外に週2時間の予習・復習等を行うことを前提とするもの。Bコースは、授業以外に週1時間の予習・復習等を行うことを前提とするもの。Cコースは、授業以外の学習をほとんど前提としないもの。もちろん、このS・A・B・Cというのは成績評定に対応している。大方の学生はCコースを選ぶだろうが、中にはより上のコースに挑戦する学生もいるだろう。そうした選択肢を提示することで、学生の実態と授業の質の維持を調和させることはできないかと考えている。
【天気】晴れ。